目次
- はじめに
- 500社応募の結果──書類通過率わずか3%
- 精神障害者の転職市場の厳しさとは?
- 書類選考を突破するための工夫
- 面接を乗り越えるために意識したこと
- 内定5社を獲得できた理由
- 転職活動で感じたこと──希望を捨てずに進むために
- まとめ
1. はじめに
2024年11月から転職活動を本格的に開始し、延べ500社に応募しました。一般的な転職活動では「100社応募して1社内定」と言われることもありますが、今回の経験で感じたのは、精神障害者の転職市場はそれ以上に厳しいということです。
実際、書類選考を通過したのはわずか15社(通過率3%)。内定を得られたのは**5社(内定率1%)**でした。これらの数字を見ても、精神障害者が仕事を見つける難しさが伝わるのではないでしょうか。
この記事では、私の転職活動のリアルな体験をもとに、精神障害者の就職活動の厳しさ、書類選考や面接を突破するための工夫、そして最終的に内定を獲得できた要因についてお伝えします。同じように転職活動をしている方の参考になれば幸いです。
2. 500社応募の結果──書類通過率わずか3%
約4か月間で500社に応募しましたが、書類選考を通過したのは**わずか15社(約3%)**でした。
書類通過後の面接でも、厳しい現実が待っていました。
- 企業側の対応が冷たく、面接の段階で「本当に働けるの?」と疑問視されることもあった
- 一般枠では「精神障害者はリスクが高い」と判断されやすく、不採用が続いた
- 障害者雇用枠は応募者が多く、倍率が非常に高かった
最終的に内定を得たのは5社でしたが、そこに至るまでには数々の不採用通知と向き合う日々が続きました。
3. 精神障害者の転職市場の厳しさとは?
精神障害者の転職市場が厳しいと感じた理由はいくつかあります。
① 一般枠では採用されにくい
障害をオープンにすると、「特別な配慮が必要な人」という見方をされ、一般枠では書類選考すら通らないことがほとんどでした。
② 障害者雇用枠の倍率が高い
障害者雇用枠は募集が限られており、応募者数も非常に多いため、1つの求人に対して数十人の応募があるのが普通です。そのため、スキルや経験がある人でなければ内定を得るのが難しい状況でした。
③ 企業の理解度に差がある
障害者雇用を進めている企業でも、精神障害に関する理解が浅いケースが多く、「通院は許可するが、仕事の負担は配慮しない」というスタンスの会社も多かったです。
4. 書類選考を突破するための工夫
書類選考の通過率を上げるために、以下のポイントを意識しました。
- 職務経歴書の内容を具体的に記載(どんな業務をして、どのような成果を出したか)
- 障害について説明する際は、どのような配慮があれば問題なく働けるかを明記
- 志望動機を企業ごとにカスタマイズし、熱意を伝える
この結果、最初の頃は100社応募して1社も通らなかったのが、最終的には20〜30社応募して1社は通過するようになりました。
5. 面接を乗り越えるために意識したこと
書類が通っても、面接で落とされることが多々ありました。そこで、以下の点を改善しました。
- 自分の障害について、簡潔かつポジティブに伝える
- 「この人なら戦力になりそう」と思ってもらえるよう、仕事への意欲をアピール
- 勤務時間や配慮の希望を伝える際は、企業にとって負担にならない形で説明
これにより、面接通過率が少しずつ上がり、最終的に5社の内定を得ることができました。
6. 内定5社を獲得できた理由
500社応募して5社の内定を得た要因を振り返ると、以下の点が大きかったと感じています。
- 「この人なら働ける」と思わせる伝え方ができるようになった
- 精神障害に理解のある企業を選ぶようになった
- 面接での受け答えが洗練され、説得力が増した
最初の頃は「とにかく数を打てば当たる」と考えていましたが、最終的には自分に合う企業を見極めることが大切だと学びました。
7. 転職活動で感じたこと──希望を捨てずに進むために
精神障害者の転職活動は、決して楽な道のりではありません。しかし、諦めずに挑戦し続ければ、必ず自分に合った仕事に出会えると実感しました。
転職活動を続ける中で、
- 「どうせ無理だ」と諦めそうになることもあった
- 不採用が続くと自己否定したくなることもあった
- でも、成功体験を積み重ねることで自信を持てるようになった
同じように悩んでいる方へ伝えたいのは、「数をこなすだけではなく、応募先を見極め、改善を重ねることが大切」ということです。
8. まとめ
精神障害者の転職活動は、まだまだ厳しい現実があります。しかし、適切な準備と戦略をもって挑めば、必ず道は開けると信じています。
転職活動を続けている方へ。「厳しいけれど、決して不可能ではない」ことを忘れずに、前を向いて進んでいきましょう。